店舗の生命線であるインターネット回線ですが、当初6月29日に予定されていたUSENの開通工事が、なんと弊社への事前連絡も一切ないまま、勝手に7月2日へと変更されていたのです。原因はUSEN担当者の完全な勘違いでした。
現場に来た工事担当者も苦笑いしながら漏らしていましたが、USENの営業窓口は若いスタッフが多く、こうした手配ミスや連携不足によるトラブルが頻発しているのが実態のようです。オープン直前のこの過密スケジュールにおいて、数日の遅れは致命的。現場には再び不穏な空気が流れます。
さらに、10G(10ギガビット)対応の超高速インターネットを導入するにあたり、「プロバイダ(ISP)をどこにするか」という選定でも大きな壁にぶつかりました。
実は、上野本社で使用しているアルテリア・ネットワークス(旧丸紅アクセスソリューションズなど)の回線において、時間帯によってレイテンシ(遅延)が大きく暴れ、拠点間を結ぶVPN接続が不安定になるという苦いトラブルを経験していたのです。
今回は「カフェ&スタジオ」としてライブ配信も行うフラッグシップ店舗。同じ轍を踏むわけにはいきません。しかし、プロバイダ側の窓口スタッフも10G環境や高度なVPN運用に関する知識が乏しく、こちらの技術的な質問に対して要領を得ない回答ばかりが返ってくる始末でした。
結果、電気通信事業者でもある弊社は、他社の知識不足に付き合うのをやめ、自社のノウハウをフル活用して最適なプロバイダを徹底的に精査・選定しました。
トラブル続きのインフラ環境でしたが、自社の高い技術力によってすべての障壁を一つずつクリアし、ついに完璧な通信環境のベースが整ったのです。