社内写真の撮影も終わり、いよいよ明日7月2日からはスタッフ研修がスタートします。その直前、完成した店舗を見渡して誰もがその完成度の高さに驚いていました。
そこで、あるスタッフが「総監督」である代表に素朴な疑問をぶつけてみたのです。
「社長、このお洒落な内装のイメージを決めるために、一体何軒くらいのカフェを参考に見学したんですか?」
返ってきた答えは、私たちの想像を遥かに超えるものでした。
「……50件近くは回ったかな」
デザインのインスピレーションを得るため、代表が都内の名だたるお洒落カフェを文字通り足が棒になるまでハシゴしていたことは、以前のブログでも少し触れました。しかし、その具体的な数字がまさかの「50件近く」だったとは、スタッフ一同言葉を失いました。
リサーチの対象となったのは、TBSが手掛ける赤坂のフードコート型ショップ「ブランチパーク(Brunch Park)」や、有楽町にある洗練された最新カフェなど、トレンドの最先端を行くスポットばかり。
当然、そうした場所の客層は、流行に敏感な若い世代や楽しげなカップルたちが大半を占めています。
そのきらびやかでハイソな空間に、当時50歳の、普段は少々いかつくて「怖い顔」をした不動産会社の社長がポツンと一人。
当時の様子を思い出しながら、代表はしみじみとこう漏らしていました。
「周りはカップルとか若い子たちばかりで賑わってるわけ。そんな中でさ、おじさんが一人で席に座って、必死に店内の写真を撮りながらコーヒーを飲むのは……正直、めちゃくちゃ辛かったよ(苦笑)」
時には周囲からの「なぜあのおじさんは一人でカフェの天井や壁の写真を撮りまくっているんだ?」という無言の視線に耐え、コーヒーの飲みすぎで目をバキバキにしながら集め続けた、膨大な生の情報。
「居宅のデザインと店舗のデザインは全く違う」からこそ、小手先の真似事ではなく、本物の流行空間を肌でインプットするために代表が自らに課した、文字通りの猛特訓だったのです。
そんな代表の、ちょっと泥臭くて孤独な(?)リサーチと恥ずかしさの結晶こそが、今皆様をお迎えしている「AI画像と見紛うほどのお洒落な空間」の正体でした。
すべてのパーツ、すべてのインフラ、そして50軒分のこだわりが1つに繋がり、箱は完全に仕上がりました。
さあ、明日からはついに待望のスタッフ研修がスタート。店舗に新しい仲間を迎え、営業開始へ向けてラストスパートをかけます。