RER不動産荻窪本店・開店への軌跡⑥|過酷な現場と遅れる工程、遠方出張と求人開始の限界突破

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営業時間 10:00~18:00

定休日:水曜・日祝日

2026年06月10日

RER不動産荻窪本店・開店への軌跡⑥|過酷な現場と遅れる工程、遠方出張と求人開始の限界突破

現場では工程会議が重ねられ、工事は一歩一歩進んでいましたが、その裏側はまさに戦場でした。

物件が賑やかな商店街に面しているため、近隣への配慮から窓を一切開けずに作業をしなければならず、閉め切った室内の熱気の中で職人さんたちが過酷な環境に耐えながら作業を続けてくれていました。

資材不足の直撃と、現場での臨機応変な決断

現場の工程会議では、世界情勢による「ナフサ不足」の爪痕がリアルに浮き彫りになりました。内装用の接着剤がどうしても手に入らないというトラブルが発生したのです。

資材が入らなければ工事が止まってしまう。そこで私たちは即座に仕様変更を決断しました。「東リ」のタイルカーペットであれば接着剤付きで手配が可能という情報を掴み、すぐに切り替えて発注。現場の機転でなんとか決定的な遅れを回避しました。

この頃には天井のボードも徐々に出来上がってきており、大工仕事が塞がる前のベストなタイミングで、自社手配していたUSENの環境音楽用スピーカーの設置も無事に完了させました。

容赦なく流れていく「空家賃」との戦い

工事の進捗に合わせて、店舗に置くデスクや椅子などの什器(じゅうき)の発注と、その納品日の調整もミリ単位で行われました。

なぜなら、工事期間中であっても当然のように「空家賃」は発生し続けているからです。1日遅れれば、それだけ1円の売上にも繋がらないコストだけが容赦なく削られていきます。

そんな焦りもある中、6月1日からは「荻窪本店」のオープニングスタッフの募集を正式にスタートしました。コンセプトである「気軽に立ち寄れる雰囲気」を作るため、あえて未経験者歓迎で募集。立ち上げ初期は、本社のベテランスタッフが1人常駐してバックアップする万全の体制を整えました。

そして工程会議の直後に開かれた営業会議では、店舗の核となる「新築戸建ては仲介手数料無料」というコンセプトを最終決定したのです。

代表は日帰りで地方都市へ激走

この出店プロジェクトの激務の最中、代表の元には売買仲介の依頼が一気に殺到していました。

愛知県や滋賀県など、遠方への出張案件が同時多発。しかし、荻窪の現場やシステム移行の確認があるため、泊まりがけでの出張など不可能です。すべての遠方案件を強引に「日帰り」でこなし、東京へ戻っては店舗の打合せに加わるという、文字通り限界ギリギリのスケジュールでカバーしていました。

仕事があることは本当にありがたく素晴らしいことですが、体力的にはまさに満身創痍。

こうして、幾多の資材トラブルや過酷な環境を乗り越えながら、工程は予定より少し遅れつつも、RER不動産荻窪本店の姿が確実に形作られていきました。
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