RER Agencyが新たに展開するリアル店舗の1号店「RER不動産荻窪本店」。その開店に向けて動き出したプロジェクトの舞台裏を公開します。
すべてはある一棟のビル、レオ第5ビルとの出会いから始まりました。
当初、この物件は弊社で管理受託し、サブリース事業として展開する予定で進んでいました。しかし、現地を調査し、エリアのポテンシャルを徹底的に分析していく中で、私たちはある大きな方針転換をします。
「管理に回すのではない。ここに、私たちのフラッグシップとなるリアル店舗の1号店を出店する」
オーナー様にこの意向をお伝えしたところ、大変ありがたいことに快諾をいただき、公式に「RER不動産荻窪本店」の出店プロジェクトが始動しました。
プロの不動産会社として、なぜこの場所で勝負をかけるのか。そこには確緻な6つの戦略的根拠があります。
1.中央線・土日祝も快速が停車する利便性
中央線沿線において、土日祝日の集客力は極めて重要です。週末も快速が止まる荻窪駅は、広域からのアクセスを確保するための絶対条件でした。
2.角地という圧倒的な視認性
店舗ビジネスにおいて「目立つこと」は最大の武器です。レオ第5ビルが持つ角地のロケーションは、通行人や車への強いアピール力を持っています。
3.3階・階段という条件を覆す勝算
一般的に「エレベーターなしの3階」は店舗として不利とされます。しかし、それを補って余りある角地の視認性と立地があれば、目的を持ってご来店くださるお客様を十分にお迎えできると判断しました。弱みを強みへ転換できるという確信です。
4.コンセプトは「カフェ&スタジオ」
従来の入りにくい不動産会社のイメージを完全に覆します。お客様がリラックスして相談でき、かつ情報発信の拠点ともなる「カフェ&スタジオ」のような空間をこの場所に創り上げます。
5.「賃貸管理無料」の沿線展開への足がかり
弊社が打ち出す強力なサービス「賃貸管理無料」を、今後中央線沿線へと大きく拡大していきます。荻窪本店はそのすべての起点となる重要なベースキャンプです。
6.杉並区という巨大な市場ポテンシャル
杉並区は東京23区で6番目に人口が多い区です。それだけ多くの住まいに関するニーズがあり、私たちが力になれるオーナー様や入居者様が数多く暮らす魅力的なエリアです。
出店予算は、工事費等を含めて1,000万円。
しかし、現状の室内にはユニットバスなどが残っており、そのままでは店舗として非常に使いにくい状態でした。私たちが目指す「カフェ&スタジオ」のコンセプトを実現し、お客様のための有効面積を限界まで広げるためには、小手先の改装では意味がありません。
そこで私たちは決断しました。
「室内をすべて解体し、完全にスケルトン(骨組み)に戻す」
ここから、RER不動産荻窪本店の開店に向けた本格的な大リノベーションが始まります。
次回は、使いにくかった室内を丸ごと解体し、理想の空間へと創り変えていく「怒涛の解体・設計編」をお届けします。