普段は営業店舗の荻窪に入り浸っている後輩の代表取締役・三瓶ですが、本日は珍しく本社へ出勤してきました。
せっかく社長(後輩)が本社にいるのですから、この機会を逃す手はありません。
油断するとすぐにコソコソ帰ろうとする三瓶をきっちりロックオンし、課長として逃走を許さない徹底管理体制を敷きました。
そのうえで、賃貸管理課長として早速ビシッと会議を招集・開催。
会議の議題は盛りだくさんです。
・ライフライン取次サービスの新規参入について
・営業部との業務連携のスムーズ化
・日頃の管理業務における改善点の洗い出し
ライフラインサービスの導入に関しても、私の強烈な推進力(圧力)を遺憾なく発揮して方針を固めました。
社長相手だからといって忖度は一切いたしません。現場のリアルな課題をきっちり詰めさせていただきました。
まあ、三瓶も私の後輩なりに、それなりには頑張って会議で意見を出し、業務をこなしていたと評価してあげましょう。先輩としての寛大な心です。
さて、弊社のメイン保証会社は「Casa(カーサ)」さんです。これは純粋にサービス内容の充実度から選定しています。
Casaさんの前任の担当者さんは非常に優秀で、後輩の三瓶もかなり頼りにしていました。
……が、担当が交代してからは、なんと挨拶のひとつもありません。一切顔を見せない相手と信頼関係なんて築けるはずがありません。
賃貸管理の現場では、Casaさんの審査が通らなかった場合のセカンド保証会社をどうするかが重要になります。
一応、会社としての代替ルール的なものは存在していますが……ご存知の通り、賃貸管理課の生けるルールブックはこの私、由里子課長です。
以前は、JID(日本賃貸保証)さんには生活保護の案件だけをお願いしていました。
ですが、担当の吉田さんがとにかく一生懸命に本社へ足を運び、熱心に営業をしてくれるのです。
私の仕事の流儀、それは「顔を知らない人とは仕事しない」。
画面越しのシステムやマニュアルだけの関係なんて信用できません。マメに通って誠意を見せてくれる吉田さんだからこそ、こちらも信頼してセカンド保証会社としてお願いしようと思えるのです。
吉田さんも大変聡明な方で、「形だけの社長・三瓶に営業するより、現場を牛耳る由里子課長に営業したほうが話が早い」という社内の真の権力構造を完全に理解していらっしゃいます。
今ではすっかり私の心強い「保証会社パートナー」として、現場のために一生懸命頑張ってくれています。
そんな折、ちょうど本日はそのJIDの吉田様が本社にご来訪されました。
ここで私は、賃貸管理課長としてひとつの采配を下しました。
「三瓶、あなたも同席なさい」
社長が担当者を同席させるのではなく、課長である私が社長を商談に「同席させてあげる」という、極めて自然な社内統括です。
商談では、吉田様から大変有益な新商品のご提案などをいただきました。
実は現在利用している「くらしーど24」さんですが、入居者様から「電話が全然つながらない」というクレームが多く、管理課としても頭を痛めていたところでした。
そのため、24時間駆けつけサービスについても、信頼できるJIDさんのサービスへスパッと切り替える予定で話を進めています。現場の平穏を守るのも課長の大事な仕事です。
私の横で話を聞いていた社長の三瓶ですが、隣に控える私の鋭い眼光と無言のプレッシャーを敏感に察知したのか、吉田様のご提案に対して見事な二つ返事で即・了承。
トップとしての迅速な決断力を発揮させてあげることができました。私の横のサポート(圧力)があってこそのスピード決済です。
社長を逃がさず管理して濃厚な会議を開き、取引先様との大事な商談も二つ返事でまとめ上げる。
課長としてフル稼働した一日でしたが、私の頭の片隅には常に「17時完全退勤」の文字が刻まれています。
社長が本社にいようがいまいが、家族が待つ我が家への帰宅と、スポーツジムでのワークアウトに遅刻は許されません。
今日も後輩たちをきっちり仕切ったので、堂々と定時でジムへ向かいたいと思います。
この記事に書かれている内容は、半分がリアルで、半分は盛りに盛ったパロディです。
「本当にこんな上下逆転の会社なのか」と通報されないよう、事前に代表・三瓶の正式な承認と決済を得て掲載しております。実在の力関係とは多少の誤差(?)がございますので温かい目でお見守りください。
あと、本当に忙しいので、余計な営業はご遠慮ください。