ウッドショックって何？

不動産業界で最近耳にするウッドショックについてご説明します。
これは、我々不動産業者で売買にかかわるものは気になるニュースでもあります。
なぜ、このような問題が発生したのか？
また、不動産を購入されるお客様にどのような影響があるのかを見ていきましょう。 

原因は日本から始まったといっても過言ではないでしょう。
２０２０年年末から木材価格が上昇基調にありました。
米国での住宅着工件数の伸び、中国経済の回復とコンテナ不足による輸入が減っているのも原因です。
世界的木材需要の増加に伴い木材の上昇傾向がみられました。価格はいずれ落ち着くであろうと仕入れを控えていました。
日本が購入しなかった木材が他国が輸入することになり、 日本の輸入量は減りました。
また、輸入に関わるコンテナも当然ながら他国へ行ってしましました。
コロナで需要が減ると思われていた木材の需要は減ることなく堅調だったのです。 
 

ロシアへの経済制裁です。
飯田グループホールディングスはロシアの森林企業を買収しましたが、経済制裁でどのようななるのでしょうか？
この内容からわかるように、ロシアからの木材が輸入できなくなり、北米の木材がさらに高騰する可能性が出ています。 

一度値上がりした材料の値下げは厳しくなります。
新築戸建ての価格も円安・木材高騰でしばらくは値段が下がることはないでしょう。